【こだわり】九州出身の店主がつくる本格濃厚なスープ、博多直送の麺。
他:坦々麺、煮干し醤油ラーメンもあり/替玉(120円)/トッピング各種あり/つまみ各種/13席/ラ専/子供可/2001年9月開業
◇研究熱心な店主、家庭的な店内、意外なおつまみメニューも豊富で、チャーシュー丼もおいしい。ちょっと一杯にもうれしい1軒。
2001(平成13)年に開業。「脱サラ後の初めての飲食業界だったので、夫婦で随分と食の勉強をしました」と妻の真澄さんは振り返る。緒方さんは九州出身、「始めるならとんこつラーメンで」と踏み切った。杉並界隈はラーメン激戦区なので大きなチャレンジだったが、当時本格とんこつ味を提供する店は阿佐谷では珍しかったため、すぐに話題を呼んだという。
阿佐谷は夫婦とも学生時代から住んで慣れ親しんだ町、店を開くなら阿佐谷と決めていた。子育てもずっと阿佐谷、子供が通う学校の「おやじの会」メンバーも店の常連だ。「カレー好きもラーメン好きも気軽に通う、阿佐谷のアットホームな店でいたいですね」と真澄さんは笑顔を見せる。