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音楽家と動物たちのいる沓掛小のこみち

子供たちが作ったオブジェ

妙正寺川沿いの『科学と自然の散歩みち』ルートの一角に、沓掛小学校の子供たちが作ったオブジェに出会える場所がある。区が平成16年度に小柴昌俊博士のノーベル物理学賞・名誉区民賞受賞の記念事業の一環として『科学と自然の散歩みち』の整備をすすめていく際、区の依頼を受けて作られた作品だ。
妙正寺公園寄りの河川両岸(清水三丁目)には、音楽隊。コンクリートを煉瓦で囲んだ土台の上で、2体のかわいい音楽家が迎えてくれる。それぞれ違った楽器を持った音楽家たちは3組。春になれば見事なしだれ桜を背景に楽しそうに演奏するオブジェは、これらを作った子どもたちを連想させる。
妙正寺川日向上橋脇(本天沼三丁目)には、動物園。キリン・うま・ぞう・らくだ・うさぎとたくさんの動物が木で作られペンキで彩色されている。本物に近い大きさがあり、表情も生き生きとしていて迫力充分。この動物のいる広場からは様々な桜も眺められ、椅子やテーブルもあるので人々の憩いの場所となっている。
子供たちが楽しそうに行き来するこの道は、「安心して歩けて、ぐるっと回れる散歩みちがあったらいいなぁ」と小柴昌俊博士が願ったとおりの道になっている。

DATA

  • 最寄駅: 井荻(西武新宿線) 
  • 取材:みっこ
  • 掲載日:2014年06月09日
  • 情報更新日:2020年05月26日