instagram

酔蕎(すいきょう) 髙はし

長年の職人技が冴えわたる、こだわりの粗挽き細打ち蕎麦

さりげない活け花や水墨画が、店内に落ち着いた雰囲気を醸し出す。絞り込まれた照明の下、大人がゆったりくつろぐのに格好の店である。
蕎麦粉は時期に応じ産地を厳選。毎朝、電動石臼で甘皮も含め全部荒く挽ききる。その粉の状態や天気を見定めつつ、水回しの水量の微調整をはじめ、細部にまで研ぎ澄ました神経を張り巡らせる。見事な細打ち蕎麦は、こうしたこだわりの素材と、地元荻窪で1966年より蕎麦を打ち続ける職人技とが相まっての賜物。店主の髙橋英夫さんは、荻窪「本むら庵」の厨房を長く預かった後、1991年に独立した。店名「酔蕎」にふさわしく種類豊富な日本酒と手の込んだ一品料理も充実。外の喧噪も時間も忘れ、贅沢なひとときを静かに堪能したい。
・ランチ:990円~、ディナー:平均3,000円

DATA

  • 住所:杉並区荻窪2-30-7
  • 電話:03-5397-0118
  • FAX:03-5397-0118
  • 最寄駅: 荻窪(東京メトロ丸ノ内線)  荻窪(JR中央線/総武線) 
  • 営業時間:11:30-14:00 / 17:30-20:00
  • 休業:火曜・水曜
  • 補足:祝日の場合営業。最終入店は営業終了時刻の30分前
  • 取材:山中悠(区民ライター講座実習記事)
  • 撮影:山中悠
  • 掲載日:2014年11月25日
  • 情報更新日:2024年07月01日

職人魂が込められた端正な逸品「せいろ」(990円)

職人魂が込められた端正な逸品「せいろ」(990円)

思わず暖簾をくぐりたくなる落ち着いた佇まい

思わず暖簾をくぐりたくなる落ち着いた佇まい

ジャズや絵画等、洗練された空間を五感で味わえる店内

ジャズや絵画等、洗練された空間を五感で味わえる店内