早稲田通りに面したマンションの1階をギャラリーとして設計し、オープンしたのが2003年。
オーナーの福田利恵子さんは「ギャラリーって敷居が高くなりがちですが、私は通りがかった方に積極的に声がけしたり、外から中の様子がなるべく見えるようにしたり、自分が元々専門家ではない分、一般の方の目線でアプローチすることができると思うんです。」
以前から強い興味を覚えて活用してみたかったのがインターネット。ギャラリー情報をネットで告知すると、日本全国どころか海外からも利用希望者が連絡して来るようになった。今後もさまざまなかたちで積極的に利用して行きたいとのこと。
企画展も時々催すが、基本は貸しギャラリー。変わった間取りの空間だが、実は照明や音響も含めて様々な演出を工夫できるというこだわりや楽しみがある。
若いアーティストをサポートして、一緒に相談しながら展示を考えたり、搬入を手伝ったり、その柔軟な姿勢はとてもクリエイティブだ。