おすすめポイント
コミック内の風景に、絶対的にここ!といえる模写的なシーンは頻繁に登場するわけではないので、逆に「これはあの辺だな!」と発見する楽しみがある。コミック1巻目の善福寺川測道のカーブ、阿佐ヶ谷住宅の中央にある給水塔などは、つい現地へ行って見比べたくなってしまう(※)。少し難しい天体用語がでてくるが中学生以上なら楽しく読めるコミックだ。
(C)今井哲也 /講談社
※阿佐ヶ谷住宅:成田東にあった全戸数350世帯の分譲型集合住宅地。1958(昭和33)年に竣工、2013(平成25)年に解体