「飲み歩きの1軒目にギャラリーを選んでも面白いのではないか?気軽にアートを楽しんでほしい。」そんな提案をするのは、AMP cafe(アンプカフェ)の店長、大黒けんじ氏である。
「人に決められたものではない自分の価値観が大事である。」と、ジャンルを問わず自身が面白いと感じたアーティストを起用し、アートという表現方法で発信。音楽、絵画、パフォーマンス、デジタルメディアなど、さまざまな企画を行っている。港であり、中継地であり、いろいろなものをリンクさせて広げていく場所というのがアンプカフェの掲げるコンセプトだ。
店名の「アンプ」は拡張機のことで、かつ「アート・ミュージック・ピープル」の頭文字。音響設備とバーカウンターを完備したギャラリーとして、複合的で多様なニーズに幅広く対応している。さらに、アーティストと一般人などという垣根をなくした交流スペースとしても活躍。大人向けのイベントだけではなく、親子のライブイベントなど地域に根ざしたイベントも行なっている。
「面白い!」「何をやるのだろう?」
その時々でイメージががらりと変わる、ビックリ箱みたいなギャラリーである。