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おうちで食べたい給食ごはん
監修：杉並区教育委員会（イースト・プレス）
杉並区の給食レシピを、2015（平成27）年９月に料理コミュニティサイト「クックパッド」に公開したところ大好評。出版社から声がかかり、翌年６月にこの本が誕生した。掲載メニューは、全区立小中学校の栄養士にアンケートを行うなど、現場の声を参考にして決定。区の標準献立のうち、表紙になったカレーライスをはじめ、人気のおかずやデザートなど78レシピが掲載されている。
杉並区教育委員会インタビュー
「学校の給食メニューを家でも作ってみたい、という声に応えました。杉並区は食育に力を入れており、給食のコロッケやハンバーグ、デザートまですべて手作りです。この本にも、だしの取り方やカレーのルーの作り方も載せています。給食メニューで、家族の会話も弾むのではないでしょうか。」（内野さん）
「本の最初に、ごはん献立や洋食献立など、５日分の献立の組み合わせが載っています。健康に良いバランスのとれたメニューは、子供たちだけでなく年配の方にもおすすめです。」（小金澤さん）
おすすめポイント
子供が苦手な野菜や魚を食べやすくする工夫が、レシピの随所にみられる。例えば、「のりあげくん」は、鶏ひき肉とレンコン、ニンジン、ジャガイモを混ぜたタネを丸めて揚げ、のりをひと巻き。「魚のあけぼの焼き」は、すりおろしニンジンとマヨネーズを混ぜたタレを魚にのせて焼くことで、しっとりした食感に仕上がる。また、給食ではトビウオを使うメニューを、手に入りやすいイワシに変更するなど、家庭で手軽に作れるようにいろいろとアレンジしてあるのもうれしい。
４人分のレシピをわかりやすく紹介
DATA
- 取材：西永福丸
- 撮影：西永福丸
- 掲載日：2016年10月24日
- 情報更新日：2020年04月25日