「杉並の魅力をデザインしたグッズを販売したい」。そんな思いをもった4人のクリエイターと、デザイン関係のアドバイザーが集い、「杉並デザイン」というブランドを作り出した。「杉並区には美術館はないけれど、もしミュージアムショップがあったらこんなグッズを置きたい」「“手頃な価格で素敵でしょう”と自慢できるような杉並独自のギフトを作りたかった」とメンバーは語る。
杉並バンダナをデザインした清水夏さんは、「杉並に転入してきた時、街の中にたくさんある自然の風景がとても印象的でした。そこで杉並の自然にちなんだ、イチョウ、けやき、桜をモチーフとし、性別や年齢に関係なく使えるような色合いのバンダナをデザインしました。杉並らしさを出すため、なみすけ君も顔を出してるんです。見つけるのも楽しいですよ」と話す。パッケージの封筒も、形やサイズにこだわって特注したという本格派。杉並区内の福祉作業所や「すぎなみ戦略的アートプロジェクト(※)」のサポーターがパッケージング作業をして完成させた、オール杉並プロダクトだ。
「杉並デザイン」は、2018(平成30)年の初秋以降に風呂敷やトートバッグなども販売を予定している。
※すぎなみ戦略的アートプロジェクト:地域のアーティスト、アートファンなどが連携するネットワーク。http://suginamiart.tokyo
○価格:1枚800円(ギフト包装・2種類各限定300枚)
○販売場所:
・スギナミ・ウェブ・ミュージアム オンラインショップ
https://smuseumshop.base.shop/
・コミュかるショップ
○問い合わせ:すぎなみ戦略的アートプロジェクト事務局
電話:03-5397-3400(NPO法人TFF)
http://suginamiart.tokyo/etc