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阿佐ヶ谷飲み屋さん祭り

(撮影場所:酒好房かえでの杜)

(撮影場所:酒好房かえでの杜)

「行きつけの飲み屋さん」が見つかる

2011(平成23)年から毎年春と秋の2回開催している阿佐ヶ⾕飲み屋さん祭り。毎回⼈気のはしご酒イベントで、2024(令和6)年春には約2,000人の参加者があった。多くの⼈に気軽に阿佐⾕の飲⾷店へ来てもらうことを⽬的としており、最初は40軒ほどだった参加店も年々増加、近年は100軒を超えている。2016年(平成28)年5⽉の第10回からは、⼀人で店に入ることをルールとした⼀⼈飲み屋さん祭りも始まり、⼀⼈飲みの魅⼒を知ってもらう後押し企画として、阿佐谷の街の良さを知ってもらうきっかけづくりを続けている。

チケット販売所で「ちょいのみ券」を購入。参加店舗についても教えてくれる(写真提供:阿佐ヶ谷飲み屋さん祭り実行委員会)

チケット販売所で「ちょいのみ券」を購入。参加店舗についても教えてくれる(写真提供:阿佐ヶ谷飲み屋さん祭り実行委員会)

さまざまなジャンルの店が参加

さまざまなジャンルの店が参加

飲み屋さん祭りの参加に必要なチケット「ちょいのみ券」には5枚つづりと10枚つづりがあり、参加店舗のどのお店でも1枚と引き換えに1杯飲める。また、10枚つづりには「おつまみ券」も付いており、どこの店でおつまみが食べられるかは、くじを引いて決まる楽しい仕組みとなっている。
チケットは複数人でのシェア ができ(一人飲み屋さん祭りの日を除く)、一部店舗についてはイベント終了後の1週間後まで使えるので、チケットを余らせる心配も少ない。
運営は毎年多くのサポーターによって支えられているという。こうした街のイベントの運営側として参加するのも楽しみ方の一つ。阿佐谷が好きな仲間たちと一緒に、街を盛り上げる手伝いをするのも面白そうだ。

パンフレットは、イベント終了後も飲み歩きの参考になると好評だ

パンフレットは、イベント終了後も飲み歩きの参考になると好評だ

実行委員長・森口さんのインタビュー

Q:イベント開催の発端は?
A:もともと私自身、人とつながりを持ったり、そのきっかけを作ったりすることが好きでした。飲み屋さんには、出会いの場所としての魅力があります。阿佐谷でお店を経営していた時に、少しでも多くの人に気軽に飲み屋さんに来てもらうための仕掛けを作りたいと思い、このイベントを始めました。

Q:おすすめの楽しみ方は?
A:一人で参加する「一人飲み屋さん祭り」です。一人飲みは「常連さんがいるから入りづらい」など、ハードルが高いと感じる人もいるかもしれません。でも、阿佐谷には一人でも楽しめる飲み屋さんがたくさんあります。カウンターに座れば、お店の人が話しかけてくれますし、隣のお客さん達とも自然に会話が生まれます。一人飲みだけど、一人じゃない。そんな体験をこの機会にぜひ味わってもらいたいです。

実行委員長の森口さん

実行委員長の森口さん

一人で飲み屋巡りをするのも楽しい

一人で飲み屋巡りをするのも楽しい

Q:参加店はどのように増やしているのですか?
A:お店やお客さんからの紹介がほとんどで、現状では積極的な声掛けはしていません。このイベントに関心を持ってくれるお店をご存知でしたら、教えてもらえると嬉しいです。

Q:今後について
A:参加した方々に行きつけの飲み屋さんを見つけてもらい、何度も阿佐谷や荻窪に足を運んでもらえるよう盛り上げていきたいです。荻窪の隣の西荻窪は阿佐谷と雰囲気も似てるので、さらにエリアを広げていくのも面白いかもしれません。

▼関連情報
すぎなみ学倶楽部 ゆかりの人々>地域をつなぐ>森口剛行さん

参加店舗にも気合いが入る

参加店舗にも気合いが入る

【次回】2024年 阿佐ヶ谷飲み屋さん祭り ほか

開催期間:2024年5月7日(火)~5月9日(木)
場所:阿佐ケ谷駅周辺

一人飲み屋さん祭り
開催日:2024年5月10日(金)
場所:阿佐ケ谷駅周辺

DATA

  • 最寄駅: 荻窪(東京メトロ丸ノ内線)  荻窪(JR中央線/総武線)  阿佐ケ谷(JR中央線/総武線) 
  • 公式ホームページ(外部リンク):https://asagaya-nomiya.com/
  • 取材:かわなともこ
  • 撮影:かわなともこ、Diego、TFF
  • 掲載日:2018年11月05日
  • 情報更新日:2024年05月27日