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棟方志功「柳緑花紅頌」トートバッグ

今の時代にも古さを感じさせないモダンな版画をトートバッグに仕立てた

今の時代にも古さを感じさせないモダンな版画をトートバッグに仕立てた

区所蔵の棟方志功作品をデザイン

日本を代表する版画家・棟方志功(1903-1975)の作品「柳緑花紅頌」(りゅうりょくかこうしょう)をプリントしたトートバッグ。買い物や大きめの荷物を運ぶときに便利なLサイズと、A4サイズの書類がすっぽり入るMサイズがある。Lサイズはグレー、Mサイズはナチュラルと、どちらも落ち着いたカラーで、版画の黒色が引き立つデザインになっている。
「柳緑花紅頌」は1955(昭和30)年、棟方が花札にコンセプトを得て、日本の四季の草花と鳥獣を組み合わせて描いた12枚からなる作品。翌年には他の大作と共にヴェネツィア・ビエンナーレに出品し、国際版画大賞を受賞した。トートバッグには、棟方が区に寄贈した4作のうち、「1月松鷹(まつたか)の柵」と「11月侘助(わびすけ)の柵」が使われている。制作したすぎなみ戦略的アートプロジェクト(※)のメンバーは、「描かれている植物と鳥がかわいらしく、モノクロでインパクトのあるこの2作を選びました」と話す。

〇価格
一月松鷹の柵 トートバッグ(Lサイズ):1,980円
十一月侘助の柵 トートバッグ(Mサイズ):1,540円

〇販売場所
スギナミ・ウェブ・ミュージアム オンラインショップ
https://smuseumshop.base.shop/

〇問い合わせ
すぎなみ戦略的アートプロジェクト事務局
電話:03-5397-3400(NPO法人TFF)
http://suginamiart.tokyo/

▼関連情報
すぎなみ学倶楽部 ゆかりの人々>知られざる偉人>棟方志功さん

※すぎなみ戦略的アートプロジェクト:地域のアーティスト、アートファンなどが連携するネットワーク

DATA

  • 取材:矢野ふじね
  • 撮影:写真提供:すぎなみ戦略的アートプロジェクト事務局
    取材日:2021年09月16日
  • 掲載日:2021年10月25日
  • 情報更新日:2022年04月19日

Lサイズ(左)、Mサイズ(右)

Lサイズ(左)、Mサイズ(右)

Lサイズ。松にタカを描いた「1月松鷹の柵」をデザイン

Lサイズ。松にタカを描いた「1月松鷹の柵」をデザイン

Mサイズ。侘助(ツバキの一種)にオシドリを描いた「11月侘助の柵」をデザイン

Mサイズ。侘助(ツバキの一種)にオシドリを描いた「11月侘助の柵」をデザイン

サイズ表。どちらのトートバッグもマチ幅たっぷり

サイズ表。どちらのトートバッグもマチ幅たっぷり