西荻窪駅南口を出て、昔ながらのアーケードを歩くこと約6分。電気屋の角を右手に曲がるとすぐに小さな看板が見える。ぐーちょきパン屋は、その奥のマンション1Fの玄関先を店舗にしている。店主の内藤さんは、パン作りが大好きな元専業主婦。パン教室で習っている時に、才能とご縁に恵まれ1998年に店を構える。「仕事は楽しく」をモットーにほとんど一人で切り盛りする。あこ酵母(天然酵母)を使用し、原材料はすべて無添加。「あこ酵母は大変安定しているので、パンは2~3日常温で保存しても、もっちり柔らかいですよ」と語る。冷凍保存した場合でも自然解凍後、少しトーストすれば焼き立ての味が楽しめる。「ただし、梅雨時は自然のものですから、カビもはえるので保存には十分注意してください」との事。気になる店名はアニメ『魔女の宅急便』が由来とか。まるでアニメから飛び出してきたような街の人に愛される、お母さんのつくる温かい味のパン屋さん。
おすすめ商品
小麦本来の味と香りが自慢の角パン一斤(350円)や、ふっくら大きな丸パン(330円)は朝食用にぴったり。ピタパンは全粒粉で作られ香ばしい。そのままでももちろん、中は空洞なのでハムやチーズなどを詰めれば、忙しい朝に重宝する。菓子パン系(160円)のサツマイモ餡やりんごのジャムも甘さ控えめで優しい味。クリスマスシーズン(11月上旬~)にはフルーツたっぷりのシュトーレン(1,000円~)も販売。どのパンも注文に応じて全国発送も可能。