西荻窪 三原堂が杉並に店舗を構えたのは、昭和10年。初代の店主が四谷 三原堂よりのれん分けしてもらい、当時邸宅街だった西荻窪に開店。店主が三代目となった今も、和菓子の老舗として地域の人々に親しまれている。
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「塩せんべい」(421円/10枚入り~)は、お米の粒を残して薄く焼き上げられているため、表面に細かい凹凸がある。その名前の通りメインの味付けは塩でされており、「伯方の天然塩」と「ドイツの岩塩」をミックスしている。また、醤油を加えることで、香ばしさもプラス。うす焼きのパリパリとした食感と、さっぱりとした塩味は、何枚食べても飽きがこない。「大最中」(237円/1個)は、皮が江戸時代から最中の皮を専門に作っている老舗業者のもの。一片のお餅から焼き上げる本格派の皮だ。餡には北海道産の小豆を使用。豆そのものの香りを残してふっくらと炊かれた最中専用の餡は、パリっとした皮と絶妙なバランスで上品な味わいだ。この2つの品は初代店主の時代から、ずっと変わらず販売している。
おつかいものにも「塩せんべい」と「大最中」の詰め合わせが人気。また不定期ではあるが、お得な「割れせん」の販売もあるという。