プチグレースが荻窪で創業したのは1975年。数年の休業後、現在の荻窪二丁目で再開したのは、昔からファンであった多くの人の後押しがあってとのこと。研究熱心な店主は、創業後、数十年経った今でも、見た目ではない、素朴なお菓子のおいしさを追求し続けている。
おすすめ商品
プチグレースの商品ラインナップは、いたってシンプル。「スノーボール」(1,400円/15個入り)、「雪月花」(1,400円/12個入り)、「ショートブレッド」(1,400円/12個入り)の3つ。「スノーボール」は店主一番のおすすめ商品。「おいしいお菓子には原料が重要」とこだわり、厳選した小麦粉、バター、くるみを使って1つ1つ丁寧につくられている。コロコロとした白い球形がかわいい。「雪月花」は、「スノーボール」に和のテイストを加えたもの。しっとりとした楕円形で、和紙に1つずつ個装されている。お茶席のお菓子に使われることも多いという。「スノーボール」「雪月花」はオリジナルレシピで作られたものだが、「ショートブレッド」のレシピは、店主が英国留学中に英国人から教えてもらったもの。表面にゴツゴツとした凹凸がある短冊型で、バターがたっぷり使われており、さくさくとした食感が特徴。どの商品も、ほどよい甘さで、どんな飲み物とも相性がいい。「ショートブレッド」は、電話またはFAXにて要予約。またその他の2商品についても、手作りで数量が限られるため、予め電話で確認してから訪れることをお薦めする。価格はすべて税込。