方南図書館のすぐそばにあるSeedsman BakeR(シーズマン・ベーカー)は、自家製小麦を使用したパンを販売。店主の実家がある茨城県の契約農家と共に無農薬、無化学肥料の小麦を栽培し、店の石臼で全粒粉にしている。そんな自家製小麦を50%配合したバゲットはブラウン色で小麦本来の味と香りがする。「2006年に店をはじめ、畑を増やし麦の収穫量も増えた。また割高になってしまうが、将来的には100%自家製のオーガニックパンを作りたい」という店主。オープンキッチンのある店内からは、そんな店主のこだわりとごまかしのないパン作りの姿勢が感じられる。
おすすめ商品
自家製小麦と自家製天然酵母を使用し低温長時間発酵させたバケット(1本380円)。たっぷりシナモンと隠し味にカルダモンを効かせたシナモンロール(1個160円)。牛乳、卵を使わない角食パン(1斤280円)は、アレルギーに対応したパンとして喜ばれている。また、収穫する小麦は茨城県だけでなく、せたがや・市民放射能測定所に放射線量検査を依頼し、安全を確認している。