オーナーはかつてレストランに勤務し、毎日300本のフランスパンを作っていた。日々、フランスパンのことばかりを考えて暮らす中で、気づいたのは「フランスパンはおいしい」ということ。やがて、フランスパンだけを扱うパン店を開く決意をし、30数年住んでいる杉並区内に、2014(平成26)年9月にオープン。またたく間に地元、成田東の人々に愛される存在となった。近所の方は「この店が起点になって成田東を盛り上げてほしい。」と言う。
店名のSONKA(ソンカ)は、あえて意味の無い言葉を選んだ。「"パン屋"という一つのくくりに限定されたくない。」との思いから、あらゆる方に楽しんでもらえる空間づくりを目指している。ある人にはカフェであり、ある人にはジャズ喫茶、ある人にはキッズカフェであって構わない。客に頼まれてパン教室を開いたり、他の地域のイベントに出店もしている。他地域に赴くときは「成田東から来ました!」と胸を張る、成田東のランドマークになりつつある店だ。
おすすめ商品
オーナーが「今の僕の全て」と言い切る、文字通り看板商品のフランスパン(250円)。何も付けずにそのまま味わってほしい。自信を持って選んだ北海道産小麦で作るパンは、サクッとした食感の中に皮と中身の一体感がある。雑穀フランスパン(280円)には、ひまわりの種、ごま、アマニ(ごまに似た種子)、オーツ麦と、香ばしい健康志向の素材がたっぷりと詰まっている。店内で食べられるランチセットの一番人気は、フランスパンのホットドッグにスープとドリンクのセット。