西荻窪駅南口から徒歩約7分の場所にあるカフェ、食とセラピー ていねいに、は、野菜中心の朝・昼・夜ごはんのメニューを提供している。福田さんとcayocoさんが、身体の自然治癒力を高めることを目的とする宿泊施設に勤めていたことをきっかけに、「仕事などで毎日忙しい人にごはんをしっかり食べてほしい」との思いから店を始めたそうだ。
11時からの昼ごはんと18時からの夜ごはんは、日替わり定食(1,200円)のほか、玄米ごはんと味噌汁に好きなおかずを選べ、飲み物をつけることができる。ごはんは大盛りにしても料金は変わらない。生産者の顔が見える食材は安心して使えるので、旬の野菜を埼玉県にある懇意の農家から取り寄せ、コシヒカリ玄米を福井県の親戚から送ってもらっている。玄米は店でもみがらを外すなど、身体に良い食材と日々のていねいな暮らし方にこだわっている。
店内は昭和レトロな空間。食事中に「あぁ、ほっとする」と言う人が多いそうだ。店を運営するお二人は、それぞれ鍼灸師、セラピストでもあり、セラピーやマッサージを行える別室がある。また、ワークショップの開催や地域イベントなど、さまざまな催しも行っている。「ぜひホームページをのぞいてみてください。気楽な気持ちで来てもらえればうれしい。」と福田さんは話す。心身ともに元気になれそうなカフェだ。