青梅街道桃井四丁目交差点の南側にある花屋兼カフェcotito(コチト)。オーナーは前山夫妻。2014(平成26)年8月にこの店をオープンした。店内には花と緑がインテリアに溶け込むように並べられ、くつろいで飲食できるスペースが設けられている。花と菓子、どちらにも偏らないバランスの良さはこの店ならではのもの。遠方からわざわざ訪れる客も多い。
ご主人は、長年花屋で修業を積んだ経験から花の仕入れやアレンジ、店内の装飾を手掛けるほか、客からの依頼で出張して店舗ディスプレイを行うなど、幅広く活躍している。
カフェメニューを手掛ける奥様は、飲食店でデザートを担当してきた。もともと菓子作りが好きで、カフェ経営に興味をもっていたという。子供が生まれてからは安心・安全な食べ物への関心がより強まり、現在のメニューは味も素材もこだわりをもって提供しているものばかりだ。
二人の共通の思いは、この店を訪れた人がくつろぎ、ひと息つける場所として存在し続けること。そのためにも、自分たちらしさを大事にしながら日々誠実に、丁寧に、それぞれの役割と向き合っている。
おすすめ商品
プレゼントに最適なのが「ハナサブレ」(250円)。エディブルフラワー(食用の花)をのせて焼き上げたオリジナル商品で、甘すぎず、体にやさしい味わいだ。卵と乳製品を使わずにさくっとした食感を出すために、試作を重ねたとのこと。もう一つのおすすめは「ベイクドレアチーズケーキ」(600円)。安定剤不使用の国産クリームチーズを材料にしており、素材の味が生かされた一品だ。