杉並のご当地カレー、THE 井ノ頭カレーが2018(平成30)年4月に登場。杉並区の京王・井の頭線沿線地域の魅力を発信するために、東京商工会議所杉並支部に加盟する地元の経営者が企画した。担当者は、「井の頭沿線の土産になるような商品作りを目指しました。杉並は中央線のイメージが強いですが、井の頭線地域もPRしていきたい」という。
カレーは、杉並区内にある会社が製造。通常のレトルトカレーよりも炒め玉ねぎをたくさん加えているそうだ。「口に入れると、まず玉ねぎの甘味に気づき、そのあとにスパイスの香ばしさを感じるのが特徴です」と説明してくれた。
パッケージデザインは、区内にある女子美術大学の学生の公募で選び制作した。井の頭線の杉並区内6駅の名前と、沿線を流れる神田川を湯気に見立てたカレーのイラストが目を引く、かわいらしいデザインに仕上がっている。「ご当地カレーを企画するにあたり、特にパッケージに地域性を盛り込むことにこだわりました。この商品が今後、井の頭沿線の手土産として広まり、地域の活性化にも繋がると嬉しいですね」と担当者は話す。
○価格:600円(税別)
○内容180g(レトルトパウチ食品)
○販売場所:コミュかるショップ
○問い合わせ:京王・井の頭沿線地域情報発信委員会(東京商工会議所杉並支部/DATA欄参照)