都立和田堀公園の高台の一角に大きな空の望める丘がある。 並びに杉並区立郷土博物館が、ふもとには松ノ木小学校があり、遠くに高井戸の清掃工場の煙突が見える。普段、人影も無く閑散としているが、休日の晴れた夕方には人々が訪れる。近くのグランドや公園からの帰りの人、犬の散歩の途中の人などがやってきては足を止めて日の沈む様を眺めている。わざわざ夕日を見るだけのために訪れる人もいる。「本当に名前のとおりね」と二人連れの女性が話していた。和田堀公園の木々の影に日が落ちる数分間の情景を、それぞれ眺め人々は去る。参考に気象庁に夕日の良く見える気象条件を問い合わせてみると『雨上がりの日の夕方、天気の良い日が一番』との事。ここへ赤い夕日を見に行こう。