杉並の教育・未来の教育

わくわくする第２ステージへ

（井出）今までお話してきたたように、今、国が新たに展開しようとしている取り組みは杉並が先駆的にやってきたものです。パイオニアとして時間をかけてやってきたことが今、形になってきています。だけど、我々は第２ステージにもう行きたいんですよ、実は。全国が杉並のレベルに追い付くまでに10年かそこらかかる。その間、我々は手をこまねいているつもりはなくて、また10年、15年先を見通したところに行く予定です。

（生重）教育は、これからわくわくする時代がやってくるんだと思います。そこまでの段階は大変だけれど、そこを乗り越えた先には子供たち一人一人が生かされる、わくわくした学校教育というものの実現がなされるであろうし、そうしていかなければいけないと思うんです。

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井出隆安（いで　たかやす）　プロフィール

杉並区教育委員会教育長、中央教育審議会生涯学習分科会臨時委員 信州大学教育学部卒。杉並区立久我山小学校校長などを経て、東京都教育庁人事企画担当部長、指導部長を歴任。2006（平成 18）年に教育長に任命される。2012（平成24）年には「杉並区教育ビジョン 2012」を策定

生重幸恵（いくしげ　ゆきえ）　プロフィール

特定非営利活動法人スクール・アドバイス・ネットワーク理事長、一般社団法人キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会代表理事 内閣府地域活性化伝道師、文部科学省第７期中央教育審議会委員、杉並区立天沼中学校・天沼小学校運営協議会委員他として活躍。全国の教育委員会・PTA等主催研修会で講師を務めるとともに企業の教育支援活動の推進にも助力
http://www.sanet.jp/

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DATA

  • 取材：とりの
  • 撮影：TFF
  • 掲載日：2016年07月25日

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