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ツバメ

杉並区内で唯一の夏鳥

ツバメは杉並区内で唯一の夏鳥。4月に東南アジア方面から渡って来て、秋にまた東南アジア方面へ帰って行く。杉並区の調査(2001年)によると、ツバメの巣が多かった地域は、富士見ヶ丘駅周辺で、次が阿佐ケ谷駅周辺であった。2008年は、阿佐ケ谷駅北口から筆者の自宅までの1キロ間にツバメの巣が4箇所あった。そのうちの1箇所では、8月に入っても2回目の繁殖をしていた。ツバメの巣は、土と草とを唾液で固めて泥団子状にして作る。杉並区内では、年々ツバメが営巣するのに適した場所が減っている。

DATA

  • 取材:西村眞一
  • 掲載日:2014年11月17日

ツバメの親子

ツバメの親子