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自由帳ギャラリー

作家と客、双方を引き付けてやまない空間

開放感のある大きな窓と、小さなテラスに置かれた季節の草花が映える外観。高円寺あづま通り商店街にたたずむ自由帳ギャラリーは、ドアを開く前から心が踊る趣きだ。
「どんな方にも自由に使っていただきたいから」と名付けたというギャラリー名の通り、2011(平成23)年のオープン以来、プロアマを問わず、さまざまな展示を開催し続けている。内容にかかわらず定期的に訪れる客も多く、ギャラリーそのものにもファンがついている。オーナーの長尾さんの父親が作った木製の棚をはじめ、古いオルガンやアンティーク調のテーブルなどの什器(じゅうき)も充実しており、雰囲気の良さと使いやすさが作家にも好評だ。「1回展示すると、ここ以外は考えられなくなる」と語る作家もいる。
「ギャラリーというと敷居の高さを感じるかもしれませんが、気後れすることなく展示を試みてほしい」と長尾さん。その願い通り、まさに真っ白なノートをクレヨンで彩るように、人形・クラフト・陶芸・アクセサリーなどの展示会が季節を問わず開催されている。次の1ページを彩るのは、何かを表現したいあなたかもしれない。

DATA

  • 住所:杉並区高円寺北2-18-11
  • 最寄駅: 高円寺(JR中央線/総武線) 
  • 補足:定休日・営業時間は展示によって異なる
  • 公式ホームページ(外部リンク):https://twitter.com/jiyuchogallery
  • 取材:ツルカワヨシコ
  • 撮影:TFF
  • 掲載日:2017年07月03日

ギャラリー前に置かれる看板は、そのときの展示の案内で彩られる

ギャラリー前に置かれる看板は、そのときの展示の案内で彩られる

展示の内容は次々に変わっても、ギャラリー全体の雰囲気は一貫してあたたかい

展示の内容は次々に変わっても、ギャラリー全体の雰囲気は一貫してあたたかい

作りつけの棚は手作り。和やかな雰囲気を演出してくれる

作りつけの棚は手作り。和やかな雰囲気を演出してくれる

両隣は雑貨店とカフェ。高円寺あづま通り商店街の人気スポットの一つだ

両隣は雑貨店とカフェ。高円寺あづま通り商店街の人気スポットの一つだ