高井戸駅から徒歩約5分のところにある本校舎をはじめ、約3,000坪の敷地を有するゴルフコースや民間の練習場「ハイランドセンター」で思う存分ゴルフが学べる東京ゴルフ専門学校。1989(平成元)年に日本で初めてゴルフの専門学校として認可され、創立30周年を迎えた。事務長の井口さんは、「ゴルフは敷居の高いスポーツだというイメージがありますが、全くそんなことはありません」と話す。初心者の入学も大歓迎で、例えば引きこもりだった生徒が、この学校で学んだのちインストラクターとしてゴルフ業界で活躍するようになったケースもあるそうだ。
授業では、プロゴルファーやインストラクターを目指すための知識のほか、ゴルフの歴史、マナー、ゴルフ心理学、スポーツ生理学、施設管理学、用具論、用具メンテナンス実習など、ゴルフ全般について学べる。実技はレベルに応じて目標を設定し、達成できるようなカリキュラムになっている。座学が3割、実技が7割で、実践的な内容を少人数でしっかりと学ぶことができる。
▼関連情報
ハイランドセンター
在校生は6名(2019年現在)。高校卒業後に入学した学生や、海外からゴルフ場経営を学びに来ている留学生、定年後にゴルフの指導者や地域貢献を目指す社会人など、さまざまな学生が在籍している。ゴルフ業界で活躍している卒業生は、特別講義を実施してくれる心強い存在。「ゴルフ業界は狭いので、本校の卒業予定者には、業界企業などからぜひ来てほしいと声がかかります。本当に引っ張りだこなんです」と井口さんは話す。進路を考える学生たちにとって最大の魅力だ。
毎年9月の連休に行われる学園祭では、教場であるショートコースの一般開放、ゴルフレッスンや競技会を開催し、模擬店で軽食を提供するなど地域の人々と交流を深めている。
また、一般向けに一部の講座の短期聴講生を募集している。
内藤裕義理事長のメッセージ
「選手や指導者を目指して、熱意ある教員や仲間と共に学んでください」
教育目標
・ ゴルフを通じて「人間力」即ち、自己啓発力、自己管理力、協調性、リーダーシップなどの育成を強力に進める。
・ 日本ゴルフ界の将来を担い活躍し、その中心的役割を果たす人材育成を進める。
・ ゴルフを通じて人格を育て、能力を極限にまで求め、有能なゴルフ選手の育成を進める。
主な地域活動
・杉並区専門学校各種学校協会、公益社団法人東京都専修学校各種学校協会に加盟
・一般及び東放学園専門学校からの短期聴講生の受け入れ
・杉並区スポーツ振興財団主催ゴルフ体験講習会の講師・助手(学生)を担当
イベント情報 ※2019年度の行事
・学科聴講生(有料)
「ゴルフ心理学講座」全12回:7月25日~11月14日 9:00~10:00
「用具メンテナンス」全6回:7月~8月 14:20~16:30
「スポーツ医学」全6回:10月~11月 15:30~16:30
※その他、詳細は公式HPを参照
・学園祭:9月21日(土)、22日(日)、23日(月祝)に開催予定
著名な卒業生
北本治生(東京インドアゴルフ株式会社代表取締役)、三觜喜一(三觜ゴルフスクール主宰)、吉岡達也(ティーチング・プロ)
学生数(2019年度)
2学年合計6名