青梅街道沿い、八丁通り商店街にある手作りの看板が目印のパン工房 クッペル。1977年の創業以来、独学でパン作りを学んだ店主が“子どもからお年寄りまで食べやすく、おいしいパン”を焼き続けている。「お客さんとの会話を大事にしたいから対面販売にしています」と店主の高橋さん。店名は温かみのある音が気に入って、ドイツ菓子の名前からとったそう。奥さんとの二人三脚で、昔ながらの地域密着型商店を維持している。気軽にパンを食べてもらいたいからと、パンの値段は驚くほど安い。土曜日はショーケースの中の惣菜パン・菓子パンが110円均一になる。
おすすめ商品
「おどろきのリンゴパン」(170円)は一口食べるとそのネーミングに納得。薄いパン生地の中に大きなリンゴの甘煮とカスタードクリームが入り、食べ応え充分(冬期限定)。「アンチョビとキノコのピザ」(150円)、「やわらかハンバーグ」(160円)などの惣菜パンは手頃な価格でボリュームたっぷり。ハード系なら外はカリッ、中はしっとりでシンプルな小麦と塩の風味が堪能できる「フランスパン」(260円)や、クルミとレーズンがぎっしり入った「ノアレザン」(300円)も人気がある。