教会通り入ってすぐの路地を曲り、突き当たりにあるさとうコロッケ店。通りの角に小さな案内板が立っているが、なかなか気付かれずに通り過ぎてしまうことも。しかし、お昼時には、お弁当やおやつ代わりにと、サラリーマンや主婦の人達の行列が出来る。大半が口コミで訪れるお客さんとか。創業は昭和23年、タウンセブンが出来る前の闇市時代から、肉屋と平行してコロッケを揚げていた繁盛店だった。当時は現在の場所で下ごしらえをし闇市場へ運び揚げながら売っていた。その闇市が無くなるのと同時に廃業を考えたが、常連のお客さんからの強い希望で、現在の場所でコロッケを販売する事に。お店には手提げ袋は置いてないので、エコバッグを持参する場合は、揚げたてのサクサク感がむれないよう紙か布袋にしてほしいそうだ。
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メインのコロッケ(1個110円)を始めメンチカツ(1個130円)一口カツ(1個120円)、串カツ(1本180円)、とんかつ(1枚350円~)、シュウマイ(5ヶ350円)など全て手づくりにこだわっている。材料のジャガイモは、全て北海道産の男爵。北海道と言っても範囲が広く、産地の気候などによる微妙な違いで、味の異なるジャガイモを吟味して選び、素材の持つ甘みを利用し、毎日食べても飽きないのだそうだ。シンプルな味にする事で家族一家で揚げている懐かしく暖かい心のこもった手づくりコロッケと言う感じがする。揚がるのを待つ人の為にかわいい椅子が用意されているのも印象的である。