昭和13年創業、現在は2代目と3代目が力を合わせて餅菓子や赤飯を作っている「高橋菓子店」。材料になる米や小豆にこだわることはもちろん、お米のつき方も機械だけに任せることはない。必ず手ざわりで確認をする。お米の見方にも詳しく以前は秋になると米屋さんが持ってきて出来具合はどうかと相談されることもあったそう。店は築70年。手入れしながら大切に使っている。味わい深い店舗に小学生からお年寄りまでが次々と吸い込まれるように入っていく。
おすすめ商品
一番人気は赤飯(1人前250g350円)。豆は「備中だるまささげ」。どんなにこの豆の値が上がっても絶対替えない。餅米は硬質米と軟質米をブレンド。天候、気温などによってブレンド配合を変え、やわらかさと粘りの微妙な感触に気を配る。1年中変わらぬ味の理由がここにある。二番人気は季節の和菓子。うぐいす餅(130円)、桜餅(120円)、道明寺(130円)、いちご大福(160円)、柏餅(160円)。春は柏餅と大きないちごが入ったいちご大福が人気。大きないちごをあんこと皮で薄く包んでいるのでさっぱりした味わい。