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株式会社ボンズ

会社概要

所在地:杉並区井草
創業:1998年10月創業
会社が手がけてきた作品
「鋼の錬金術師」シリーズ、「エウレカセブンAO」(テレビ)「絶園のテンペスト」(テレビ)

インタビュー

広報部 小畠公和さん、柴田亜矢さんにお話をうかがった。

なぜ杉並に事務所を構えたのか
付き合いのある会社が周りに多く、社員・スタッフが集まりやすい場所だからです。アニメ制作会社は東京の西側に多いので杉並は便利なんです。

得意分野・ジャンル
制作しているアニメのジャンルは幅広いですが、ロボットなどが出てくるSF・ファンタジー作品や、アクション作品が多いです。弊社の制作に長年関わってくれているスタッフには「ボンズらしさ」を表現してくれる方が多くいます。視聴者もそれを気に入ってくれて「ボンズの作品が好き」と言ってもらえることが嬉しいですね。また弊社が原作から手掛けるオリジナルアニメーションの制作が多いところも特徴です。

制作ポリシー
2D(平面)のアニメにこだわりを持っています。手描きならではの見ごたえのあるアクションは、ボンズ作品のファンの方が特に期待されるところです。また会社名「ボンズ」の名前の通り、骨のあるアニメ作りを心がけています。骨組みがしっかりしていないと、どれだけ肉付きが良くても崩れてしまいますからね。制作ポリシーではないですが、人と人との付き合いを大事にするなど人間同士の繋がりも大切にしています。だからなのか、よく他社の方からはボンズの社員は体育会系だと言われます(笑)。

今後チャレンジしたいこと
オリジナル作品の劇場版など大きいプロジェクトを手掛けていきたいです。

区民の皆さんへ一言
アニメは杉並区の地場産業ですから、区民の皆さんにもっとアニメを好きになってもらいたいです。杉並にはせっかく杉並アニメーションミュージアムがありますから、普段アニメに興味がない人もミュージアムに行ってアニメに触れてみてください。

読者の皆さんへ一言
「ドラえもん」や「サザエさん」に代表されるようにアニメというものは老若男女問わず楽しんでもらえるものだと思うので、アニメというジャンルに先入観を持たずに触れてみて欲しいです。弊社でも小さい子供から社会人まで楽しんでもらえる作品を作っていますので、たくさんの人たちに見て欲しいです。みなさんテレビだけではなく日常生活のどこかでアニメに触れる機会があると思います。どういったきっかけでもかまわないので、気になったものをひとつ、自分で選んで見てみてください。

DATA

  • 取材:みやうちえいこ
  • 掲載日:2012年11月22日
  • 情報更新日:2019年01月25日