たつのおとしごマークのかわいい看板は、男女共に気になる目印。扉を開けると店内中に本、本、本・・・。その隙間からお酒の瓶が並んでいるのが見えてバーであることに気付くと同時に、目に飛び込んでくるモノクロ映画やアート作品の数々。日常とは違う空間に引き込まれた気分になるだろう。サブ・カル好きの友達の部屋に遊びに行って、お茶やお酒を傍らにイメージの世界に漂う、そんな雰囲気のお店である。
オーナーの門田(かどた)さんは、2002年にこの「よるのひるね(夜の午睡)」をオープンしたが、出版の営業もしており、その経験とつながりが店作りに活きていることがわかる。店に置かれている本は、特にジャンルは限定されていない。社会・人文系の書籍が多く、最近はマンガ、中でも「オルタナティブ系コミック」(すべての製作作業を作者が一人でする書き下ろし単行本)がおすすめだとのこと。「このような蔵書が増えてお店が更に面白くなってきました。」
さまざまな催しも開かれており、ギャラリーとしての利用も可能。
定員は通常18人である。イベントの多いお店なので、ネットや電話で確認してから行った方が良いそうだ。
ドリンク:500円~650円 食事:500円~950円
ホームページ:http://yoruhiru.com/