若い夫婦が経営する和菓子店。オープンするにあたり、強力に支援してくれた夫婦の実家の姓をそれぞれ一文字をとって「すずくら」と名づけた。「実家の父が経営する洋服リフォームショップの一角を譲り受けて、2009年に開店したんですよ。」と夫人は話す。店主の方の実家は練馬にある和菓子屋。幼少から親しんできた和菓子づくりのノウハウを実家より受け継ぎ、安全に気遣って、真摯に取り組んでいる。営業終了時間を待たずに売り切れとなる日が多々ある人気店だ。
おすすめ商品
イチオシは餅菓子で、通年の商品では団子と豆大福。団子は上新粉と米粉を使うが、食感を大切にし、気温によって配合を調整している。豆大福の豆は黒豆。「うちのお菓子はしっかりとした味付けになっています。だから餡は他店よりも少し甘目と感じるかもしれません。」と夫人。季節商品での一番のおすすめはいちご大福。新潟産「黄金もち」のもち米100%でつかれた餅は弾力があり、こしあんの甘味といちごのみずみずしさとがマッチしてさっぱりした味わい。その他、旬の食材を使い、四季折々の季節を感じる菓子も人気。季節毎に訪れたい。