(株)エヌ・ハーベストは、環境に配慮した製品の普及を目標に北海道で起業し、2013(平成25)年、西荻窪に唯一の直営店を構えた。店内にはフォークアートとともに、オリジナルブレンドの紅茶、スパイス、ドライフルーツなどが並べられ、眺めているだけでも楽しい。食品の多くは、JASの有機認証を受けた海外(インドやスリランカなど数カ国)の農場で作られたものだ。取締役の鈴木裕さんは、「これからは地元ブランドのスパイスも手がけてみたい」と話す。全国的に流通先を持つエヌ・ハーベストだが、地元西荻窪にちなんだスパイスの登場も期待したい。
おすすめ商品
「有機チャイスパイス」(550円)。ジンジャー、カルダモン、コショーなどがブレンドされており、紅茶で煮出して牛乳を加えるだけで、微妙な辛味を含んだスパイシーな大人の飲み物を手軽に味わえる。パウダー状なので、シフォンケーキやクッキーなど、焼き菓子の材料としても使ってみたい。「有機ピクリングスパイスミックス」(550円)は、クローブはじめ7種のハーブがミックスされたパンチのある一品だ。いずれもオリジナリティが高く軽量なので、ちょっとした手土産にも最適。