【こだわり】特にない。自分の考えたバランスを整えるだけ
他:煮干中華そば、辛つけ麺、武蔵野うどん風和風つけ麺、トマトつけ麺、油そば/大盛り(50円)、特盛り(150円)/トッピング:チャーシュー、味玉、メンマ/葱チャーシュー飯/ラーメン専門店/8席/子供可/2017年開業
2011(平成23)年、西武新宿線の久米川駅(東村山市)近くに開業した「麺汁屋まいど」。つけ麺が売りの人気店だったが、事情により閉店後、2017(平成29)年4月、阿佐ケ谷駅北口徒歩約1分の線路沿いに麺屋まいどとして再オープンした。
オーナーシェフの松延(まつのぶ)さんは、中華料理店でコックを30年間勤めたベテラン。食材の知識や調理経験も豊富だったが、自身が目指すラーメンを作るため、多くの人に知見を得ながら一から学び直し、現在の和風だしベースのつけ麺を完成させたという。
一番人気の「濃厚魚介つけ麺」は、濃い煮干しだしをベースに、鶏・豚スープをバランスよくブレンドした甘みと、かすかな酸味のある醬油味。煮干し系でありがちなザラつき感の少ない飲みやすいスープが、若い女性や中高年の男性に好評だ。 麺は人気の製麺ブランド「三河屋製麺」製。ツルツルとした中細ストレート麺で、もちもちとした食感だが、のどごしが良く、存在感のあるスープとの相性も抜群。「最近は、女性でも特盛の400グラムを平らげる方も、けっこういらっしゃいます。女性のお一人様も多くなりました」と松延さんは話す。トッピングでは、厚切りでやわらかいチャーシュー、半熟の味玉、大き目の海苔がセットになった特製仕様がおすすめとのこと。