約100人収容可能な広々とした店内。ステージも完備しており、ベリーダンスの発表会などに使用される(写真提供:EXPERIENCE SUGINAMI TOKYO)
ナタラジはベジタリアンやビーガン(※)も楽しめるインド料理店。国内に5店舗あり、荻窪店は1998(平成10)年、駅南口にオープンした。「高田馬場にあった1号店を、常連客の紹介もあり現在地に移転しました。荻窪は商店街に活気があり、ベジタリアンや自然食志向のお客さまも多く、店のコンセプトに合っていると感じています」と広報担当者は語る。
噴水や彫刻が目を引く店内はユニークな雰囲気。約100人収容できるほど広く、大人数でのパーティーも可能だ。
インド人シェフが作るカレーはまさに本場の味。メニューによってスパイスの調合を変えており、適度な辛さと風味が自慢だ。自家農園で育てた完全無農薬の野菜や、大豆ミート(肉の代替品)を使用しているので、カロリーを控えている人にもおすすめである。
「ベジタブルカレー」(ビーガン対応)は、カリフラワー、ナス、ジャガイモなど、大きめカットの野菜がたっぷり。「ナタラジカレー」(ビーガン対応)は大豆ミートをスパイシーなソースで煮込んでおり、肉や魚を使わずともコクとボリュームがあり、満足度が高い。
もっちりとしておいしいと評判のナンは、プレーンの他に、卵・乳製品不使用の「小松菜ビーガンナン」などがある。
荻窪店のコースメニュー「プレム・セット」(2,260円)は、2種類のカレーに、ナン、小ライス、パパド(インドの豆のおせんべい)、サラダとオードブル、アチャ(インドのピクルス)が付いてくる。
ランチの「カレーブッフェ」も人気。4種の日替わりカレー、プレーンとビーガンナン、ターメリックライス、サラダ、デザート、飲み物が全品食べ放題で、大人1,090円(土日は1,520円)、子供550円。日替わりを含む4種類のカレーは、どれも後を引くおいしさで食が進む。
・カレー:ナタラジパラク(ホウレン草と大豆ミートのカレー)、ダルタルカ(レンズ豆のカレー)など
・辛さ調節:可(辛さの追加のみ)
・サイドメニュー:ナタラジスペシャル(大豆ミートのオードブル)、ベジタブルパコラ(豆の粉で野菜を揚げたインド式天ぷら)
・デザート:クルフィー(インドのアイスクリーム)、豆乳タピオカキールなど
・ドリンク:生ビール、カシスソーダ、ワイン、チャイ、マンゴージュースなど
・席数:テーブル席100席
・子連れ:可
・開業:1998(平成10)年
※ビーガン:ベジタリアン(菜食主義者)の一種で、肉類に加えて卵、乳製品も食さないなどのライフスタイルを選択している人やスタイルを表す言葉