地元、西荻窪出身のアーティスト・ハラダエリコ氏による壁画が、のんびりとした明るい雰囲気を作っている(写真提供:EXPERIENCE SUGINAMI TOKYO)
西荻窪駅北口から北銀座通りを7分ほど歩いた善福寺川沿いにある「ガネーシャガル」。2003(平成15)年のオープン以来、地元で人気のカレー店の一つである。散策の途中に立ち寄る人や、遠くから食べに来るインドカレー好きもいるという。
店内で目を引くのは牧歌的な壁画。店名でもある「ガネーシャ(象の頭をしたヒンドゥー教の神)」が子供や動物とヒマラヤで踊るシーンが描かれている。リラックスした明るい雰囲気で、キッズメニューもあるため、子連れをはじめどんな年代の人も利用しやすいレストランだ。
店主は「他の街にはない魅力を持つ西荻にお店を持てた。これからも古さも残しながら時代とともに変わっていく西荻にふさわしい一員でありたい」という。
「チーズ」や「ガーリック」など7種類あるナンも好評。インド人も認める日本の製作会社のタンドール窯(※2)で焼いており、本格的な味わいだ。「ロティ」や「パラータ」というインドの家庭パンや、「サフランライス」「ガーリックライス」なども選べる。
タンドール窯で焼き上げた「タンドリーチキン」や、皮がもちもちしたインド風の肉まん「モモ」など、サイドメニューも多い。カレーと併せて注文するのにぴったりだ。
・カレー:バターチキン、マトンカリー、ホタテカリーなど
・辛さ調節:不可
・サイドメニュー:チキンビリヤニ、サモサ、ビーンズサラダなど
・デザート:クルフィー、マンゴパルメなど
・ドリンク:生ビール、ワイン、スピリッツ、オリジナルカクテル、ソフトドリンク(ラッシー、ターメリックティー、チャイ)など
・席数:34席(通常時)
・子連れ:可
・開業:2003(平成15)年4月
※1 ビーガン:ベジタリアン(菜食主義者)の一種で、肉類に加えて卵、乳製品も食さないなどのライフスタイルを選択している人やスタイルを表す言葉
※2 タンドール窯:つぼを伏せたような形をしている粘土製の窯。最下部で炭やまきなどを燃やし熱源とする。ナンはつぼの内側に生地を張り付けるようにして焼く
1席を空けているので現在24席
除菌スプレーでお客様に利用してもらっている。
さらに帰られてから消毒液で除菌している
体温計でスタッフとお客様の体温管理もする。