青い壁とピンクの扉が目を引くかわいらしい造り
タルト専門店アングレーズは、2003(平成15)年荻窪で開店した。その後、2012(平成24)年12月に西荻北へ移転し、2020(令和2)年12月に西荻北の店舗から徒歩10分ほど北の関根橋近くに移転した。
開店当初からのキャッチフレーズは「季節の香りをタルトにのせて」。旬の果物をたっぷり使い、鮮度が落ちないうちに焼き上げている。店主の梅原さんは「旬の果物や、季節により体が欲する食材を使っています。味の決め手は、食材の鮮度を保つために短時間で仕込み、しっかり焼くこと。焼き菓子にも鮮度があり、なるべく早く食べていただけると、よりおいしく味わえます」と言う。
一押しはみずみずしい旬の果物がたっぷりのった季節のタルト(530円~)。果物以外にも、春はほのかな苦みが特徴のキャラメル、夏は清涼感を感じるゼリー、秋は木の実、冬はチョコレートと、時期に合ったおしゃれなタルトも登場し、目や舌を楽しませてくれる。誕生日などのホールケーキも注文可能だ。
手作りのドライフルーツを使ったパウンドケーキもおすすめ(個包装280円~/1本1,400円~)。「文旦のパウンドケーキ」は、ほろ苦いピールとさわやかな香りが春らしい逸品だ。
人気の「アップルパイ」は週末限定品。材料となる紅玉はおいしい時期に1年分を煮て、使い切ったらその年の販売は終了となる。
他にクッキー(560円)やメレンゲ菓子(480円)もある。