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解放感があり、ゆったりとした雰囲気。親子連れや散歩をする年配者、トレーニングをする若者など、利用者層の幅が広い
区立松庵小学校の南側に位置する区立松庵梅林(しょうあんうめばやし)公園。2022(令和4)年4月2日に開園し、区内で初めてなみすけとナミーのスイング遊具が設置された。以前は梅林が広がる生産緑地だったが、区が購入し「梅林を活用し地域のレクリエーションの場となる公園」をコンセプトに整備した。「梅林公園」という名の通り、周りを梅の木で囲うように設計されており、1月下旬から3月上旬にかけて梅の花の見頃を迎える。
見ているだけで癒やされる、なみすけとナミーのスイング遊具
園名の由来である梅の木が公園の周りを囲っている
この辺りは江戸時代、松庵新田や松庵村と呼ばれた地域で、園内の説明板に「松庵村は五日市街道に接し、道路の両側を間口20間(36m)、奥行き250間(450m)の短冊形に地割されました」と記されている。公園も地割の名残で短冊形になっており、ゆったりとして開放感がある。園内南側には原っぱ広場があり、芝生の上でのんびりとくつろげる。また、防災設備としてかまどベンチ2台、かまどスツール3台を完備。2022(令和4)年度中に災害備蓄倉庫を設置予定だ。
芝生に寝そべりたくなる原っぱ広場(2022(令和4)年7月頃まで芝生養生中)
中央部の広場には、なみすけとナミーのスイング遊具、ネット遊具、「上体のばし」「バランス円盤」「コマ落とし」などの健康遊具がある。特に、区の公式アニメキャラクターであるなみすけとナミーの遊具は子供たちに人気で、愛らしい姿に大人たちの顔もほころぶ。広場は見通しが良く、子供が遊び回っても目に入りやすい設計で安心だ。ただし、日をさえぎる場所が少ないので、暑い時期には帽子や日傘で対策をすると良いだろう。週末の日中は、子供たちの元気な声が聞こえてきて温かい気持ちになる。
トランポリンのように飛び跳ねるネット遊具。6歳から12歳用
健康遊具の種類も豊富
広さ:3,183.4㎡ 駐車場:なし駐輪場:ありベンチ:16台(テーブル付きもあり)水遊び場:なしボール遊び場:なし犬連れ:不可トイレ:ありバリアフリートイレ:あり売店:なし飲料自販機:なし管理事務所:なし防災設備:かまどベンチ、かまどスツール、防災バーゴラ
かまどベンチやかまどスツールが設置されている
「区長の部屋(ページ番号1000005)」(杉並区役所)https://www.city.suginami.tokyo.jp/greetings/index.html