来年はあなたもヤゴ救出サポーターをやってみよう
環境問題に興味がある!子どもたちの教育のサポートをしたい!都会でトンボ取りがしたい!童心に返りたい!ヤゴってどんなのか見てみたい!どんな理由であれ、やってみたいと思ったあなたはぜひチャレンジを。
ヤゴ救出大作戦サポートの為の講座
2022年5月17日(水)杉並区立環境活動推進センター(高井戸東3⁻7⁻4)にてヤゴ救出の基礎知識を学ぶ講座が行われた。
対象は区内小・中学校の先生、ヤゴ救出サポーターの方、ヤゴに興味を持った高校生以上の方々で、内容はトンボやヤゴの生態についての基礎知識、ヤゴ救出大作戦の意義、実践方法などの知識とノウハウを伝えた。(講師)東京都環境学習リーダー・境原達也(2000年から杉並でヤゴ救いの呼びかけ人)
ヤゴを救出しながらヤゴの種類と数を集計し、区内のトンボの増減の動向や生態調査をする
杉並区の学校では各学校の教育コーディネーターやPTAの協力の下、授業や課外活動の時間にヤゴ救出大作戦を実践している。作業の前には事前授業を行い、区内の環境系のNPO団体がサポートする。団体についての問い合わせは環境活動推進センターへ。
▼関連情報
環境活動推進センター(外部リンク)
ヤゴ救出大作戦の歴史は早い地域では1990年代後半から始められていたようだ。東京都では環境学習リーダー養成講座のフォローアップ講座で2000年ごろから始められ、各地域のリーダーたちを中心にいくつかの地域で広がりを見せ定着している。
杉並区では同じく2000年ごろから緑のボランティアすぎなみ・ビオトープネットワークや東京都環境学習リーダーなどにより一部の学校などで少しずつ実施されており、2002年には数校で組織だって実施された。2002年秋にすぎなみ環境カエルクラブ(2009年3月解散)の設立に伴い、ヤゴ救出部会が発足し、ヤゴ救出のためのタモ網や観察用のビーカー、ヤゴ識別表、紙芝居などの貸し出しなどを準備。2003年4月の校長会にて呼びかけを行って以来、毎年20校程度の小中学校のプールのヤゴ救出大作戦が展開されてきた。
その活動の切り口は学校によって様々で、低学年の生活の時間、中学年総合的な学習の時間、またビオトープクラブや理科クラブなどの活動の一環として、また土曜日学校で地域の親子の参加での活動など、様々に展開され今日に至っている。