野鳥観察を身近に楽しむなら、庭やベランダにエサ台を設置するのがおすすめだ。
区内の住宅地にある我が家の庭にも自作のエサ台がある。毎年、北風が冷たさを増す12月頃から春先までエサを置くのだが、狭い庭にもかかわらず連日たくさんの野鳥が集まってくる。
エサ台はホームセンターで買った材料で作ったシンプルなもの。長さ約110センチの柱に20×20センチ四方の足場を乗せ、カラスにエサを奪われないよう屋根で覆っている。
エサはミカンと塩味の付いていないピーナッツ。メジロはミカンに目が無いらしく、たいてい2羽ずつペアになって食べに来る。片方が食べているあいだ、もう片方が見張っているような姿が微笑ましい。そして、やはりミカンが好物のヒヨドリが来ると、体格差で勝てないからか逃げて行く。ピーナッツはシジュウカラ用だ。黒いネクタイ風の模様がカワイイこの鳥も、よく2羽で現われる。シジュウカラが地面にこぼしたエサを片付けるのはスズメだ。ちなみにパンくずもスズメやヒヨドリに喜ばれるが、野良猫が来るので置かないようにしている。
毎朝エサをあげているうちに、我が家の庭は野鳥たちの人気スポットになったようだ。エサの時間前から塀の上でスタンバイしている鳥もいる。ウグイスが正月早々ミカンを食べに来たこともあったし、なぜかキツツキの仲間のコゲラが来て庭木をつついていたこともあった。庭で野鳥観察ができるのは、杉並が自然豊かだからであろう。これからも野鳥と親しむため、また冬のエサ不足を支えるためにもエサ台を活用していきたい。鳥好きな方は試してみてはいかが!?