杉並区立郷土博物館と分館の受付では、JR中央線車両と南北バス「すぎ丸」車両のペーパークラフトが作れるキットを販売している。すぎ丸は、2003(平成15)年に開かれた企画展「すぎなみバスものがたり」からの販売、中央線は2008(平成20)年のミニ写真展「杉並の電車」が開催された際に、ペーパークラフトを組み立てるという関連イベント用として製作された。
組み立てる工程も楽しめ、完成品を眺めても楽しめるペーパークラフトを、博物館見学の記念や杉並みやげにしてみてはいかがだろうか。
JR東日本中央線(201、E233)ペーパークラフト(※)
旧国鉄時代から2010(平成22)年までJR東日本中央線を走っていた、オレンジ色の201系車両と、ステンレスボディにオレンジのラインが特徴のE233系車両が作れるペーパークラフト。子供でも作りやすいデフォルメ版の201とE233、難易度の高い一般向けのE233の合計3車両がセットになっている。とくに一般向けのE233は、車体の曲線や前面下部のスカートまで再現されている本格派。組み立てれば自然と電車の構造にも詳しくなれる。
杉並区南北バスすぎ丸ペーパークラフト
モデルになったすぎ丸は、2000(平成12)年11月から2016(平成28)年まで区内を走っていた、CNG(圧縮天然ガス)タイプ。車両前部の曲線や屋根上のカバーも立体的で、かなり本物に近い造形のすぎ丸が作れる。その分工程も複雑だが、添付の「作り方」に沿ってタイヤを竹ひごでつなげて完成させれば、実際に走らせて遊ぶこともできる。すぎ丸は杉並区内のみを走るコミュニティバスなので、このペーパークラフトは希少価値がある。
※JR東日本中央線(201、E233)ペーパークラフトは売り切れました
○価格:1セット100円(中央線は1セット3種類入り)
○販売場所:杉並区立郷土博物館
杉並区立郷土博物館分館(天沼弁天池公園内)
※観覧料:100円、窓口でペーパークラフトのみの購入も可能
○問い合わせ:杉並区立郷土博物館