ウソ

ウソの雄。12月、都立善福寺公園下池で撮影

ウソの雄。12月、都立善福寺公園下池で撮影

変わった名前の鳥

古語で口笛のことを「うそ」という。ウソの鳴き声「フィ、フィ」が「口笛」のようなので、「ウソ」の名前が付いたといわれている。大きさはアトリと同じ大きさの体長約16㎝で、顔が黒い。雄は頬が赤いが、雌は赤くない。春夏は、本州以北の高山帯に生息しているが、秋冬になると里に下りてくる。このような鳥を「漂鳥(ひょうちょう)」と呼ぶが、数年に1度、都立善福寺公園に生息している。

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DATA

  • 取材:西村眞一
  • 撮影:西村眞一
  • 掲載日:2024年09月16日

ウソの雄。12月、都立善福寺公園下池で撮影

ウソの雄。12月、都立善福寺公園下池で撮影